このビールはこんな感じ!
- 辛口白ワインに似たテイストのさっぱりビール
- 「ドライテイスト」が好きなひとにおススメ
- 「コクや旨味」が欲しいひとには物足りない
- 同国ブランド:サンミゲルよりも「のどごし」重視
Magandang araw!(マガンダン アーラウ)
本日の一杯は近場の南国フィリピンから「サンミゲル・ライト」ビールをご紹介します。
もくじ
サンミゲル・ライト 基本スペックとおススメできるひと
価格帯
☆☆ 300〜500円レンジ
入手難易度
☆☆ 海外ビールに強い量販店で入手可能
アルコール度
5.0%
タイプ
ピルスナー
サンミゲル・ライトの味わい
- 白ワインに似た芳香
- 白ワインの辛口に近い風味
- かなりあっさりで後味はビールの苦み
テイスト分布図
参考
数値について
▶あっさり:4.5 ☞非常にあっさり
▶濃厚さ :1.0 ☞コクはなし
▶苦み :2.0 ☞ややひかえめ
▶酸味 :2.5 ☞適度な酸味
▶甘み :1.5 ☞ほのかに甘み
こんな方におすすめ
- フィリピンが好きなひと
- サンミゲルよりもあっさりしたテイストが好きなひと
- アサヒ スーパードライの辛口を好むひと
こんなシチュエーションで
- のどの渇きを癒す用途に
- 食事中のお酒に
- サウナを出た後の水分補給に
※サンミゲルを含むアジア諸国12か国の海外ビールをまとめて紹介しています👇 続きを見る
【アジアビール レビュー】キレと喉ごしだけじゃない!12カ国18本+αをまとめて紹介!
サンミゲルとはまったく違うテイストで非常に飲みやすい【サンミゲル・ライト】
アルミの金属缶むき出しのデザインが目を引く「サンミゲル・ライト」
主力ブランドの「サンミゲル」も独創的なボトルデザインをしていましたが、こちらのライトもなかなかにCoolです。
この「サンミゲル・ライト」はアルコール度数こそ5.0%と通常のビールと同じアルコールながら1本あたりのカロリーは100㎉程度と健康的。
発泡酒の糖質OFFみたいな印象が近いかもしれません。
この手のライトビールは缶のまま飲むのが気楽で楽しいのですが、それだと味がわからないのでグラスに注いでみます。
口に含んでみると、なんとなく似ていると感じたのは「辛口の白ワイン」のようなドライ感。
テイストにビールっぽいコクや旨味はありません。
飲み終わりに苦みがグッと来るところがビールらしさを感じるぐらいでしょうか。
フィリピンの気候を想像すると【カッチリハマる】ビールですが、これを書いている真冬では真の実力を発揮できないですね・・・(汗
ビールのコク重視なひとには適さない「サンミゲル・ライト」ですが、スーパードライみたいに辛口テイストが気に入っているひとにはハマる可能性を秘めています。
サンミゲルを筆頭にこのライトや以前紹介したストロングビールの「レッドホース」はフィリピン以外にも近隣の香港やベトナムでも評判のブランド。
※そもそもビールの種類や原材料についてよく分からない!というひとにおススメの記事
-
【ビールの知識シリーズ①】ビールの種類は2つ覚えればOK!わかりやすく解説します!
続きを見る
-
【ビールの知識シリーズ②】原料・副原料のことを知ってビールをもっと楽しもう!
続きを見る
サンミゲルと違ってちょっとマイナーなライトはネットで探すのが早いかも
意外と置いてあるところが少なかったりするサンミゲル・ライト。
管理人ROCKも千葉県・東京のリカーショップをいろいろ覗いてみましたが置いてあるところは新宿西口のビック酒販でした。
というひとはネット通販を利用する形で探してみましょう。
ケース販売でないとかなりの割高という点がマイナスポイントですが、確実に手に入る強みがあります。
サンミゲルの故郷:フィリピンの首都マニラに行こう!
日本から飛行機で片道4-5時間。
世界有数の大都市「マニラ」に到着です。
フィリピンの首都マニラは首都圏人口2,000万人越えという東京首都圏に匹敵するレベルの大規模都市圏。
16世紀にスペインの植民地として発展したマニラは、世界大戦後の荒廃でトンドに代表する大スラム街が形成されたいっぽうで
マカティのような富裕層向けの新都心で高層ビルの立ち並ぶ地区があるなど、混雑した様相を呈しています。
マニラの観光名所
■ 超有名観光スポット
【イントラムロス】【サンチャゴ要塞】【サン アグスティン教会】
■ 絶景を観に行くなら
【ロハス通りのベイウォークから眺めるマニラ湾】
■ ちょっと遠出して
【セブ島】【イロイロ】【エルニド】などなど・・・
フィリピンの魅力は、大小からなる美しい島々の数々。
『Theバカンス』を体現したような青い海と白い砂浜は、日本で疲れ切った心を癒してくれること間違いなし。
日本から安く・早く行けるのも大きな魅力ですね。
TIPS:フィリピンの基本情報
国名:フィリピン共和国
首都:メトロ マニラ(略称:マニラ)
言語:フィリピン語(タガログ語が素)英語
人口:約1億人(2018年)
宗教:カトリック80%以上
日本から直通便:マニラ・セブ
通貨:ペソ(1ペソ=平均2.0円前後)
日本との時差:1時間ほど遅い(例:日本 10:00 比 9:00)
サンミゲルの醸造所は国内に6つ!大規模なブルワリー
サンミゲルという名前は、創業者の名から取られており、現在は総合商社の屋号として機能しています。
(現:サンミゲルブルワリー=ビール事業、ほかにインフラ事業など多角化経営を進めている)
創業は1890年、植民地時代のスペイン王室から品質の良さを証明する「ロイヤルグラント」を受け取った名誉あるビールブランド。
現在、フィリピン国内に6か所の工場を持つ企業です。
日本とは、キリンビールが主要株主になっていることで縁が深く、このサンミゲルブルワリーでもキリンの一番搾りが醸造・出荷されています。
(日本ブランドのライセンス生産も世界では盛んで、国内品とはちょっと味が違う(笑)
日本から一番近い醸造所はマニラ中心地から北にあるポロ醸造所。
ニノイ・アキノ国際空港から車で40分の距離にあります。
ブランドとして:サンミゲルの派生ブランドを展開中
サンミゲルブルワリーでは、レギュラー品のサンミゲルのほかに多くのラインナップを展開中です。
日本では、なかなか見かけないブランドもあるので要チェックです!👇
サンミゲルやレッドホースを飲んでみると、苦味と酸味のしっかりした強めのビールが好まれているように思えます。
プレミアムやゴールドイーグルがどんな味わいなのか、入手出来たらレビューしてみる予定です。
サンミゲル・ライトのレビュー まとめ
こんな方におすすめ
- フィリピンが好きなひと
- サンミゲルよりもあっさりしたテイストが好きなひと
- アサヒ スーパードライの辛口を好むひと
こんなシチュエーションで
- のどの渇きを癒す用途に
- 食事中のお酒に
- サウナを出た後の水分補給に
超ドライテイストなサンミゲルの派生ブランド「サンミゲル・ライト」ビール。
たまには定番のビールから一歩飛び出してフィリピンの大衆ビールを楽しんでみませんか?
至福の時間をぜひ。