このビールはこんな感じ！
- プリンのカラメルに似たこってりした甘みと高アルコール
- 「パンチのある」ビールが飲んでみたいひとにおススメ
- 「玄人向け」ビールのため、買う前に本記事を要チェック
- 北インド地方で展開されているインドのビールブランド
नमस्ते ！（ナマステ）
本日の一杯はインドのビールから高品質で知られるブランドの１つ「ゴッドファーザー ストロング 」をご紹介します。
もくじ
ゴッドファーザー ストロング 基本スペックとおススメできるひと
価格帯
☆☆ 300-500円レンジ
入手難易度
☆☆☆ ネットで入手可能
アルコール度
6.5％
タイプ
ストロングラガー
ゴッドファーザー ストロングの味わい
- プリンのカラメルに似たこってりした甘み
- 香水のような色っぽい香りが途中でふわっとやってくる
- 同ブランドのラガーに通じるあっさりしたテイストで飲みやすい
テイスト分布図
参考
数値について
▶あっさり：3.5 ☞しっかり感じる
▶濃厚さ ：2.5 ☞奥行きがある
▶苦み ：1.5 ☞ほとんど感じない
▶酸味 ：2.0 ☞ややひかえめ
▶甘み ：3.5 ☞こってりした甘み
こんな方におすすめ
- インド大好きなひと
- 度数の高いビールから味わえるコクが好きなひと
- ビールはコクや旨みが大事！だと考えているひと
こんなシチュエーションで
- カレー食べながら
- ボリウッド映画を観ながら
- インド料理を食べながら
※アジア諸国12か国の海外ビールをまとめて紹介しています👇
-
-
【アジアビール レビュー】キレと喉ごしだけじゃない！12カ国18本＋αをまとめて紹介！
続きを見る
ラガーっぽい飲みやすさとプリンカラメル風のコクがある【ゴッドファーザー ストロング】
インドビールブランドといえば、以前これらのブランドをレビューしてきました👇
ゴッドファーザーはインド北西部に位置するジャンムー・カシミールエリアで1961年に創業したブランド。
醸造所のあるジャンムー・カシミールエリアはインドのイメージである【暑い】【砂漠地帯】のイメージとはうってかわり
標高の高い山々に囲まれた山岳地帯。
どちらかといえば「チベット」「ネパール」に近い雰囲気を持っています。
今回のゴッドファーザーストロングですがその名の通りアルコール度数が高めの6.5％。
度数の高さに飲みにくさを感じそうですが、そこはゴッドファーザーブランド。
以前レビューしたラガーで感じた「あっさり」「さっぱり」テイストを感じつつ、ストロングらしい深いコクと旨味が味わえます。
気に入ったのは、こってりした甘み。
そのまま飲むのであれば、もしかしたらちょっと濃すぎるかもしれません。
そんなときに試してみたいのが氷を入れて飲む方法。
熱帯地方だと暑いためすぐにビールがぬるくなってしまうのを防ぐためと言われています。
そのほかにも氷を入れることで「ちょうどいい」濃さになって飲みやすくなる効果も。
ゴッドファーザーストロングは氷を入れて飲んでみると「ちょうどいい」濃さになるので、美味しく飲めますよ。
※そもそもビールの種類や原材料についてよく分からない！というひとにおススメの記事
-
-
【ビールの知識シリーズ①】ビールの種類は２つ覚えればＯＫ！わかりやすく解説します！
続きを見る
-
-
【ビールの知識シリーズ②】原料・副原料のことを知ってビールをもっと楽しもう！
続きを見る
店頭では見かけない？ぐらいにレアなブランドの【ゴッドファーザー】
と言われるかもしれないぐらいにレアなブランド「ゴッドファーザー」
以前インドのブランドで紹介したキングフィッシャーやマハラジャもそうですが、インドのビールブランドは店頭販売だと手に入らないのでしょうか・・？？
管理人ROCKはほんとうに偶然でしたが、ドン・キホーテの投売り販売でラガーともども見つけたのでGetしてきました。
楽天やAmazonのような大手通販サイトであれば、取り扱いしておりますので探してみるのが良いかも。
ゴッドファーザーの拠点：インド北部のジャンムー・カシミール連邦直轄領へ
ジャンムー・カシミール連邦直轄領は歴史的背景が複雑なエリア。
イギリス領インド帝国時代（19世紀後半-20世紀後半）にジャンムー・カシミール地方を統治していた藩王（ヒンドゥー教）とこの地で根付いていたイスラム教徒（パキスタン側が支援）により衝突が発生、今もおたがいに遺恨を残す地域です。
つい最近（2019年）までこのエリアは「ジャンムー・カシミール州」と呼ばれていましたが、法制度の変更により「ジャンムー・カシミール連邦直轄領」と呼ばれることに。
ジャンムー・カシミール連邦直轄領はジャンムーとカシミールで２つの地域で構成されており、季節によって州都が異なります。
参考
・シュリーナガル「夏の州都」
・ジャンムー 「冬の州都」
今回ご紹介しているゴッドファーザーブランドを醸造しているメーカーはジャンムーを拠点にしていますが、観光目的で訪れる場合は連邦直轄領で最大の都市であるシュリーナガルを訪れるのがオススメ。
観光名所
■ シュリーナガル
【湖の散策：ダル湖/ニギン湖】
【ハウスボート】
【庭園：シャリマール庭園/ニシャット庭園】
【シャー・ハムダーン・モスク】
■ 文化を学ぶ
【カシミール料理】
【カシミール絨毯】
【木工品】
【ペーパーマッシュ】
TIPS：インドの基本情報
国名：インド共和国
首都：ニューデリー
言語：ヒンディー語を筆頭におよそ22言語（旅行では英語でOK）
人口：13億8千万（2020年）
宗教：ヒンドゥー教80％
日本から直通便：ムンバイ・バンガロール・ニューデリー
通貨：インドルピー（平均で1ルピー＝1.5円前後）
日本との時差：3時間30分ほど遅い（例：日本 10：00 印 6：30）
ゴッドファーザーのメーカー【デヴァンズモダンブルワリー】について
ジャンムーの地で醸造されてインド国内の20以上の州で販売されているゴッドファーザーブランド。
醸造・販売しているのは「デヴァンズモダンブルワリー」という会社で1961年に「Dewan GianChand」氏が立ち上げました。
ゴッドファーザーブランドは中東やアジア圏にも輸出しており、日本では代理店を通じて出回っています。
今回確認できたのはユニシンクスというインド商材専門の代理店でした。
デヴァンズモダンブルワリーは拠点のジャンムー醸造所のほかにラージャスタン州にも新しく醸造所を所有しています。
ブランドとしてはラインナップが限られるデヴァンズモダンブルワリー
ラインナップとしてはそこまで多くないデヴァンズモダンブルワリー。
今回ご紹介したストロングのほかには以下2種類のブランドをリリースしています👇
ゴッドファーザー ラガーはインドらしい超あっさりテイストな１本。
ゴッドファーザー ストロングのレビュー まとめ
こんな方におすすめ
- インド大好きなひと
- 度数の高いビールから味わえるコクが好きなひと
- ビールはコクや旨みが大事！だと考えているひと
こんなシチュエーションで
- カレー食べながら
- ボリウッド映画を観ながら
- インド料理を食べながら
インドのビールブランドながら濃い味わいが楽しめるオススメの『ゴッドファーザー ストロング』
たまには定番のビールから一歩飛び出してインドビールを楽しんでみませんか？
至福の時間をぜひ。
