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【レビュー】ドイツ  ホフブロイ ヘフェ ヴァイツェン:味の特徴とこんなひとにおススメ!

ROCK

1985年長野県生まれ これまで51か国を訪問 これまで飲んだ海外ビールブランドは200種類以上 2021年6月びあけん3・2級併願合格 現在、日本のクラフトブルワリーと協力してオリジナルビールブランドを製作中

このビールはこんな感じ!

  • ヴァイツェン特有のバナナ風味と、キレのある辛口テイスト
  • 「旨いヴァイツェン」を飲みたいひとにおススメ
  • 「まろやか系」ヴァイツェンが好きなひとにはNG
  • ドイツ・ミュンヘンが誇る老舗ブランド

Hallo(ハロー)

 

本日の一杯はThe・王道を征くドイツのヴァイツェンビール「ホフブロイ ヘフェ ヴァイツェン」をご紹介します。

 

ROCK
厚い歴史を重ねた伝統の味をぜひ!

 

もくじ

ホフブロイ ヘフェ ヴァイツェン 基本スペックとおススメできるひと

価格帯      

☆☆ 300円-500円ゾーン

入手難易度 

☆☆ 海外ビールに強い量販店で入手可能

アルコール度

5.1%

タイプ

ヴァイツェン

ホフブロイヘフェヴァイツェンの味わい

  • バナナと麦の煮込んだ匂い
  • バナナ風味の伝統的ヴァイツェン
  • アルコールの力強さ、小麦のふくよかさを感じつつやや辛口

テイスト分布図

参考

数値について

あっさり:2.0 ☞ややとろみのある

濃厚さ :2.5 ☞適度

苦み  :1.0 ☞ほとんど感じない

酸味  :1.5 ☞あまり感じない

甘み  :3.0 ☞麦の甘みを感じる

※管理人「ROCK」の所感

こんな方におすすめ

  • ドイツビールが好きなひと
  • ラガータイプのドライッ!テイストが好きなひと
  • 美味しいヴァイツェンビールを飲んでみたいひと

こんなシチュエーションで

  • 白身魚や鶏肉料理・野菜料理といっしょに
  • 世界の車窓からを観ながら

ヴァイツェンの王道テイスト![ホフブロイ ヘフェ ヴァイツェン]

「ヴァイツェン」というものを初めて体験したいなら、ホフブロイはとてもおススメできるブランドです。

 

というのも、ホフブロイはドイツにおけるビールブランドの中でとびきりの名門にあたります。

日本の大学で言うと東大・早慶レベル(あくまで自分の認識)

 

世界中のビールファンが死ぬまでに行きたい祭典「オクトーバーフェスト」において

誉ある6つの醸造所としてランクインしているホフブロイ👇

メモ

▶ オクトーバーフェストでビールを提供している会社

 1)シュパーテン    醸造所

 2)アウグスティナー  醸造所

 3)パウラナー     醸造所

 4)ハッカープショール 醸造所

 5)ホフブロイ     醸造所

 6)レーベンブロイ   醸造所

【レビュー】ドイツ レーベンブロイ:味の特徴とこんなひとにオススメ!

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そんな超大御所が作るビールはクオリティが高い!

ヘフェヴァイツェンは、グラスに注ぐと素直なバナナの香りが漂い

 

口に含めば、香りを裏切らないバナナのトロピカルさと

ややスパイシーでキレのある味わいが絶妙なバランスで同居しています。

 

ちなみにスタイル名に記載されている「ヘフェ」はドイツ語で「酵母」という意味。

 

酵母を濾過したヴァイツェンを「クリスタルヴァイツェン」とも呼びますが、濾過していない分「ホップの苦みが少なく」口に含んだときに「ふくよかさ」を感じるのが特徴です。

 

はじめて飲まれる方にこそ、ベンチマークとして知ってもらいたいホフブロイのヴァイツェン。

 

そのキレのあるテイストから、フードとの組み合わせが楽しめます。

定番のヴァイスヴルスト(白ソーセージ)はもちろん、

 

卵料理や魚料理といった塩味のプレーンな味付けと高相性。

 

ROCK
飲みごたえと飲みやすさ、すべてが適度なバランスです!

※そもそもビールの種類や原材料についてよく分からない!というひとにおススメの記事

【ビールの知識シリーズ①】ビールの種類は2つ覚えればOK!わかりやすく解説します!

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【ビールの知識シリーズ②】原料・副原料のことを知ってビールをもっと楽しもう!

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成城石井で購入可能:無ければネット購入に頼る

春田さん
どこでホフブロイを見つけたら良いの?

見つかる可能性があるのは、首都圏の成城石井や関西のリカーマウンテンにやまやなど、ブランド力の強いリカーショップだと◎

 

日本でも見つけられるブランドですが、周辺に売ってないよ!ということもあるでしょう。

 

その場合は、ネットショップに。

 

まとめ買い販売ではありますが、確実に手に入るのはメリットです。

ROCK
まとめ買いは友達とかとシェアしてみるのが良いかも

 東京でホフブロイ樽生が飲めるお店を2軒紹介

貴重なホフブロイを樽生で提供しているビアホールを2軒ご紹介します。

 

東京に行く予定がある・首都圏に住んでる人は機会があればいかがでしょう?

①有楽町「バーデンバーデン」

JR有楽町駅から徒歩5分程度、TOHOシネマシャンテからそばにあります。

 

②のツムビアホフよりも値段が抑えめなので、お店を覗いてみる価値はありますよ。

▶Information

営業時間:平日   17:00~(曜日によって終業時間が変更)
     土日祝日 12:00~(同上)

最寄り駅:JR有楽町駅 東京メトロ日比谷駅

平均予算:1Lジョッキ 1,890円 (フードは500円~)

http://badenbaden-net.com/index.html

②新宿「ツムビアホフ」

新宿駅東口から徒歩3分、紀伊国屋書店向かいのテナントビルにあるビアホール。

 

バーデンバーデンよりも高級なお店ですが、雰囲気が良くデートにも最適です!

実際に行ってみました!

お通し代500円のつまみと1Lジョッキだけで、しばらく飲んでいられます。

左から2Lジョッキ、1Lジョッキ、300MLになります。(ツムビアホフ様から撮影許可いただけました)

 

ROCK
比較すると、Lジョッキのサイズがオカシイですね・・・(笑)

1Lジョッキは「オクトーバーフェスト」公式サイズになるため、お祭りに参加したような気分になれますよ!

 

ROCK
ジョッキがめちゃくちゃ重い・・!

 

▶Information

営業時間:平日   11:30-15:00 17:00-23:00
     土日祝日 11:30~(日祝だけ22:30まで)

最寄り駅:JR新宿駅 東京メトロ丸の内線新宿三丁目駅

平均予算:1Lジョッキ 2,500円前後 (フードは1,000円~)

https://www.zato.co.jp/restaurant/zumbierhof/zumbierhofnew_shinjuku/

ホフブロイのふるさと:ドイツ・ミュンヘン

日本から直行便【ANAやルフトハンザ】でおよそ12時間。

 

南ドイツの観光都市「ミュンヘン」に到着です!

ミュンヘンはドイツの中では【ベルリン・ハンブルク】に次いで第3位の大都市。

 

12世紀後半から塩の交易から貨幣鋳造、市場の町として創建されバイエルン地方の君主ヴィッテルスバッハ家が統治

 

16世紀には、キリスト教の対抗宗教改革やイタリアから波状したドイツルネサンス芸術の中心になるなど、今日まで深く厚い歴史を重ねてきたミュンヘン。

そんなミュンヘンは観光スポットが多すぎてすべてを回るのが大変・・・。

 

今回は、ROCK的に抑えておきたいスポットを紹介します👇

 

ミュンヘンの観光名所

■ 定番ですが抑えておきたい

【マリエン広場】
【ミュンヘン・レジデンツ】
【聖ペーター教会】

歴史を学ぶ
【ドイツ博物館】
【ダッハウ強制収容所】
【ホーフガルテン】
【ドイツ狩猟漁猟博物館】
【BMW博物館】

■ やっぱり外せない!ビアハウス

【シュナイダー・ブロイハウス】
【ホフブロイハウス】

博物館の豊富さは圧巻のひと言!

ROCK
外車好きならBMW博物館は行ってみたい・・・!

 

ゆっくりじっくり見て回る場合は1日では難しいです。

 

ミュンヘン観光はできれば2-3日滞在予定を組んで、街歩き+観光+ビールで存分に楽しんでみましょう!

 

ビールファンとしては以下の2つ挙げるビアホールにはぜひとも足を運んでみて欲しいところ👇

メモ

ホフブロイハウス     (16世紀から続く超老舗のビアホール)

■ シュナイダーブロイハウス (ホフブロイハウスと双璧をなすビアホール)

TIPS:ドイツの基本情報

国名:ドイツ連邦共和国

首都:ベルリン

言語:ドイツ語

人口:約8,300万人(2019年)

宗教:キリスト教(カトリックとプロテスタント半々といわれる)

日本から直通便:フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフが結んでいる

通貨:ユーロ€(1€=平均120円前後)

日本との時差:8時間差(日本が12時なら独が明け方4時~)

日本なら戦国時代!1589年創業のホフブロイ

ROCK
400年越えのビール会社って、すごくないですか!?

 

日本のビール会社は諸外国からの文化を吸収して花開いた明治時代から始まることを考えると、ホフブロイの創業がとても深いことがわかります。

ヴィルヘルム5世 参照画像:Wikipediaより

時は1589年、ミュンヘンを統治していたバイエルン公ヴィルヘルム5世の勅命により創業しました。

 

創業当時は宮廷専門の醸造所としてスタート、一般庶民には飲むことのできないビールでした(のち1610年に一般販売を許可)

 

それまで宮廷で出されていたビールは品質が悪くマズかったため(宮廷内で醸造されていた)

 

ヴィルヘルム5世の号令で品質改善のために、建てられたという形です。

16世紀の話なので、飲まれているラガービールは作られておらず

 

茶褐色のエールビールが始まりとされています(スタイルはデュンケル👇)

現在のビアハウスとしての形態は19世紀に入ってから。

 

第2次世界大戦の影響でホフブロイハウス建屋は崩壊しつつも、再建されかつてのビアハウスの雰囲気を味わうことができます。

参照画像:公式HPより

ホフブロイは、ミュンヘン東郊外に大規模な工場を建てて生産しています。

 

現在はコロナウイルスによるツアー中止になっていますが、平時では開催していますので、ぜひ行ってみたいところです。

 

公式HP

ホフブロイの代表選手ラガーを含めて豊富なラインナップ!

ロゴの「HB」はホフブロイの頭文字と王室勅命で創業されたことを表す王冠を印字しています。

 

歴史と高貴なる血統を持つホフブロイは、今回ご紹介したヴァイスビア以外に多くのラインナップを提供しています👇

その他ラインナップ


■ ホフブロイ・オリジナルラガー(5.1%)

■ ホフブロイ・デュンケル(5.5%)

■ ミュンヘナー・ヴァイスビール(5.1%)

■ シュヴァルツ・ヴァイスビア(5.1%)

■ ホフブロイ・マイボック(7.2%) などなど・・・

公式HP(ドイツ語)

 

ROCK
どのビールも満足度の高いクオリティ!さすがは老舗の味です

 

ホフブロイ ヘフェ ヴァイツェンのレビュー まとめ

こんな方におすすめ

  • ドイツビールが好きなひと
  • ラガータイプのドライッ!テイストが好きなひと
  • 美味しいヴァイツェンビールを飲んでみたいひと

こんなシチュエーションで

  • 白身魚や鶏肉料理・野菜料理といっしょに
  • 世界の車窓からを観ながら

ヴァイツェンビールの中でも品質が高く、満足感のひときわ高い「ホフブロイ ヘフェ ヴァイツェン」

 

たまには定番のビールから一歩飛び出して南ドイツのビールを楽しんでみませんか?

 

至福の時間をぜひ。

-ドイツ, ヨーロッパ

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