このビールはこんな感じ!
- 澄んだ水の美味しさが伝わる高品質なタイブランド!
- 「タイのビール」が初めてなひとにおススメ
- 「ビールのふくよかさ・飲みごたえ」を重視するひとにはNG
- タイ王室お墨付きの超有名ブランド
สวัสดี ครับ/ค่ะ!(サワディー クラッ(プ) / カー)
本日の一杯は獅子のマークが最高にイケてるタイビールブランド「シンハー」の魅力と歴史を紹介します。
タイビールのなかで、一番洗練された上品なビールで世界中にファンの多いブランド。
もくじ
シンハー 基本スペックとおススメできるひと
価格帯
☆ 日本のプレミアムビールと同等
入手難易度
☆☆ スーパー・一部コンビニで入手可能
アルコール度
5.0%
タイプ
ピルスナー
シンハービールの味わい
- 麦の穀物感と水のミネラルを感じる香り
- 麦の甘味はそこそこ、水のミネラル感・透明感が口にくる
- 同国のチャーンビールよりも、すっきりした飲みやすさ
テイスト分布図
参考
数値について
▶あっさり:3.5 ☞強めだがバランスのいい
▶濃厚さ :2.5 ☞旨味がある
▶苦み :2.0 ☞ややひかえめ
▶酸味 :2.5 ☞アクセントのある
▶甘み :3.0 ☞麦の甘みを感じる
こんな方におすすめ
- 水のようにぐいぐいっと飲めるビールが好きなひと
- 辛口ほどのキレ・刺激まで欲しくないけど飲みやすいビールを探しているひと
- 食事中でも楽しめるビールを探しているひと
こんなシチュエーションで
- タイカレー・ガパオなど自宅でタイ料理を食べるときに
- じめっと暑い日に、気分転換で
- 氷を入れて、アジア式飲み方で
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【8本まとめてレビュー】近くで簡単に手に入る海外ビールから気軽に始めよう!
透明感のある飲み口で アジア料理と相性バツグン!【シンハー】
まるで、清流の川水を啜っているかのような、透明感の高い味わいが特徴のシンハー。
そのため、ビール単体で飲んでもクセなくスッキリ飲めますが真の力を発揮するのは、エスニック料理との相性にあります。
タイ料理・インド料理・マレー系・・・。
料理の味わいを邪魔せず、食欲を引き出す効果をだしてくれますよ。
自宅で楽しむのであれば、パワー系メシ「ガパオライス」がおススメ。
補足として、もし余裕があれば「ロック氷」を入れて飲んでみてはいかがでしょうか。
タイ現地の屋台メシやレストランでは、結構氷入りのビールを見かけます。
氷を入れることで長時間冷えていて飲みやすく、2杯3杯と飽きなく飲む方法。
日本ではある種「邪道」扱いですが、新しい発見が出来るのでぜひ挑戦してみてください。
本サイトではタイのビールブランドとして他にも「チャーン」「リオ」も紹介していますので、併せて要チェックです。
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【レビュー】タイ チャーンビール:味の特徴とこんなひとにオススメ!
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【レビュー】タイ リオ(レオ):味の特徴とこんなひとにオススメ!
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【ビールの知識シリーズ②】原料・副原料のことを知ってビールをもっと楽しもう!
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タイのプレミアムビールは店頭販売の方がオトクか
タイのビールブランドの中で、体感的にもっとも入手が可能なシンハービール。
私が住んでいる近場のスーパー「YAOKO」で280円で売っているぐらいに、日本国内の流通量は良いほうではないでしょうか。
ネットでしか買えない環境の人は、おおよそ1本あたり300円ぐらいで販売しています。
※(24本入り1ケースを購入する場合に約7,000円台)
タイ料理を提供するレストランでも、飲める可能性は高いので
『シンハーって飲んだことがない・・・!』という方は、タイ料理レストランで
タイ料理を楽しみながら、シンハーの旨さを学んでみるのが良いかもしれませんね。
シンハーのふるさと タイのバンコクへ
日本から9時間でタイの首都バンコクに到着します。
東南アジア観光の中心地として、昔から旅人を迎え入れてくれるタイ。
来訪される外国人観光客のうち、日本人観光客はおよそ10%というから、根強い人気があります。
タイを訪れるとき、航空会社によって以下の2つの空港のどちらかに到着します。
メモ
✔ 正規航空会社を利用していたら・・・
【スワンナプーム空港】 アクセス〇
例:ANA・JAL・タイ国際航空
✔ LCC航空会社を利用していたら・・・
【ドンムアン空港】 アクセス不便
例:エアアジアX・ノックエアー
バンコクの見どころとしては【寺院】と【食】にあります。
おもな見どころ
▶ 3大寺院
【ワット・プラ・ケオ】
【ワット・ポー】
【ワット・アルン】
▶ ショッピングを楽しむ
【サイアムスクエア】
【カオサン通り】
▶ タイ料理を楽しむ
【ソフトシェルクラブ料理はぜひ!】
▶ 夜遊びを楽しむ(男性向け)
【ナナプラザ】
【テーメーカフェ】
※日本では体験できないオモシロ文化ですが、スリなどの軽犯罪には要注意です。
バンコクはとても発展している都市ですので、そこまで不便を感じずに楽しむことが出来ます。
海外初心者の方にも、非常におススメできる渡航先ですよ。
TIPS:タイの基本情報
国名:タイ王国
首都:バンコク
言語:タイ語
人口:約7000万人(2019年)
宗教:ほぼ仏教徒
日本から直通便:バンコク
通貨:バーツ Baht 1Baht=平均3円前後
日本との時差:2時間ほど遅い(日本が昼12時なら、泰は10時)
シンハーの工場はタイに3か所あるマンモス企業【ブンロート ブルワリー】
タイ王室から優れた製品に対してのみ許される「ガルーダ」の紋章を授かっているビール「シンハー(獅子の意)」。
タイ王室にその品質が認められているブランド「シンハー」を世に送り出した生みの親は「プラヤ ビロンバクティ氏 Phraya Bhirom Bhakdi」。
参照画像:ブンロートブルワリーHPより
1933年にタイで初めてのビール醸造所を立ち上げた人物です。
※社名の「ブンロートブワリー」はプラヤ氏の個人名「Boonrawd Sreshthaputra」にちなんでいます。
プラヤ氏は醸造所を立ち上げる前にチャオプラヤ川でフェリー事業に携わっていました。
日々、対岸へ渡るための人や物を運ぶ仕事をおこなっていましたが、タイ政府の建設事業で川に多くの橋がかけられるように時代は進んでいきます。
「このままでは、いずれフェリー事業はジリ貧になる」
プラヤ氏は現行のフェリー事業に代わる「新しい稼ぎ頭」を立ち上げるため知人との会合で飲んでいたドイツビールからビール事業に目を付けました。
参照画像:ブンロートブルワリーHPより
そうして1933年にビール醸造所「ブンロートブルワリー」を立ち上げたプラヤ氏は翌年にシンハーブランドを立ち上げ、あっという間にタイ市場のシェアを4割占めるまでに至ります。
1950年に77歳でこの世を去るプラヤ氏でしたが、そのころには国内シェア6割という大規模な市場を形成しています。
その後の経営はプラヤ氏の息子が引き継ぎ事業をさらに大きくしていきました。
ブンロートブルワリーはラインナップによって分けられていますが、バンコク郊外に3か所存在します。
メモ
▶ コンケン醸造所 (同ブランドのLeoビールを醸造)
▶ パトゥムターニー醸造所 (シンハーの醸造)
▶ サムセン醸造所
醸造所としては【シンハー】【レオ】 タイ国内では【リザーブ】も販売
画像引用:シンハーHP
タイビールの最高ブランドである「シンハー」は大衆向けブランドの「レオ」も製造しています。
レオはどちらかといえば「発泡酒」並みに軽い味わいで、現地ではかなり安いビールとして庶民に愛されているブランド。
私はまだ体験したことが無いですが、シンハーにはより長期熟成したタイプの「リザーブ」も販売しています。
関連
■ シンハー リザーブ 5.3%
■ レオ 5.0%
ぜひ、タイにお越しの際は、リザーブを見つけて飲んでみて!
シンハーのレビュー まとめ
こんな方におすすめ
- 水のようにぐいぐいっと飲めるビールが好きなひと
- 辛口ほどのキレ・刺激まで欲しくないけど飲みやすいビールを探しているひと
- 食事中でも楽しめるビールを探しているひと
こんなシチュエーションで
- タイカレー・ガパオにカオマンガイ・・・、自宅でタイ料理を食べるときに
- じめっと暑い日に、気分転換で
- 氷を入れて、アジア式飲み方で
非常に高いクオリティで普段日本のビールを愛飲している方でも楽しめるタイビール「シンハー」
たまには定番のビールから一歩飛び出してタイのプレミアムビールを楽しんでみませんか?
至福の時間をぜひ。