このビールはこんな感じ!
- マンゴーの香りと酸味が香るライトテイスト
- 「ごくごく飲めるビール」が好きなひとにおススメ
- 「旨味やコク」とは遠いので要注意
- 夏季限定醸造のため、購入タイミングに注意
- 安心の国内生産(キリンビールがライセンス生産)
Hello!(ハロー)
本日の一杯は日本ビールのキリンが株主になったアメリカのブランド「ブルックリン」から「サマーエール」をご紹介します。
もくじ
ブルックリン・サマーエール 基本スペックとおススメできるひと
価格帯
☆☆ 300-500円ゾーン
入手難易度
EX 季節限定醸造品
アルコール度
5.0%
タイプ
ペールエール
ブルックリン・サマーエールの味わい
- 甘く熟したマンゴーの香り
- 麦の味わいをかすかに感じつつ、マンゴーテイストが印象的
- 控えめな苦みと酸味が味わいに彩りを添えている
参考
数値について
▶あっさり:4.0 ☞かなりあっさり
▶濃厚さ :1.5 ☞濃さは無い
▶苦み :1.5 ☞かすかに苦み
▶酸味 :1.5 ☞かすかに酸味
▶甘み :2.0 ☞マンゴーの果実味
こんな方におすすめ
- アメリカンなライトビールが好きなひと
- トロピカルフルーツ系フレーバーが好きなひと
- ブルックリンブルワリーファン
こんなシチュエーションで
- パーティーで
- 何かの作業中に
- よく晴れた休日に外で飲む!
トロピカルな味わいは夏そのもの![ブルックリン・サマーエール]
そんなテイストを思わせるビールがブルックリンブルワリーからリリースされています。
ブルックリンブルワリーの看板商品「ブルックリン・ラガー」についてレビューしたことがありますが
-
【レビュー】アメリカ ブルックリン ラガー:味の特徴とこんなひとにおススメ
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「サマーエール」という名に恥じないほどにカラッとした夏の太陽のようにさわやかなテイストです。
グラスに注ぐと感じるのは熱帯のくだもの「マンゴー」の豊潤な香り。
マンゴーの香りはテイストでもしっかり感じ取れるほど。
ビールとしてのコクや旨味<のどごし・爽快感にゲージを振っているので、コロナエクストラのようにライトビールが好きなひとには相性が良いでしょう。
反面、ドイツ・ベルギーのような深いコクや旨味を求めるひとや
ブルックリンラガーのように複雑でホップの苦みを楽しんでいるひとにとっては物足りないかも。
爽やかさ全開のライトテイストで気持ちまで明るくなるサマーエールですが
メーカー公式HPによると、夏場のグリル[野菜・肉]といっしょに楽しむことを提案されています。
もちろん、サマーエール単体で楽しむのもOK。
管理人的には趣味に没頭しつつ片手にサマーエールを飲みたいところです。
※そもそもビールの種類や原材料についてよく分からない!というひとにおススメの記事
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【ビールの知識シリーズ①】ビールの種類は2つ覚えればOK!わかりやすく解説します!
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【ビールの知識シリーズ②】原料・副原料のことを知ってビールをもっと楽しもう!
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キリンビールのライセンス生産だけど【夏季限定販売】のサマーエール
2017年に日本のキリンビールが株主になったことで知られるブルックリンブルワリー。
今までニューヨークのブルワリーから輸入していた製品は国内(キリンビール滋賀プラント)で生産されることに。
わざわざブルックリンブルワリーの醸造担当者が何度も来日して技術指導をおこない、生産しています。
大企業キリンビールの流通網を活かした販売展開をしているため、コンビニやスーパーでも置いてあるようになっているブルックリンブランド。
というのも、サマーエールは品名の通り「夏季限定」販売をされている商品。
そのため、飲みたい場合は暑くなる季節まで待たないといけないことに・・・。
※管理人は後述するブルックリンブルワリー旗艦店「B」で買ってきました。
もしもサマーエールを飲んでみたい!というかたは、夏の時期にAmazonかキリンビール公式オンラインショップ「DRINX」でチェックしてみましょう!
ブルックリンブルワリー旗艦店!東京・日本橋にあるBAR「B」へGO!
実は東京の日本橋[東西線:茅場町駅]から徒歩圏内に「ブルックリン」醸造所の直営Barが出来ました!(2020年4月オープン)
その名は「B」
コンクリート打ち出しのシックな雰囲気にLiveが楽しめる広い店内はニューヨークに来たかのような異国感。
そんな雰囲気でブルックリンビールを堪能できるならぜひ行きたい!
ということで、実際に訪問してみました!
地下鉄東西線「茅場町」駅の出口11番から徒歩10分ほど。
複合施設「K5」の地下一階に構えているBAR「B」は一見するとちょっと怪しい秘密のお店感が漂います・・・(笑)
クラブハウスのような雰囲気の店内は、音響設備が整っていて日によってLive music演奏が行われています。
今回はおひとり様でしたので、そのままBarカウンターに着席。
樽生で提供しているのは、21年1月現在で9種類。
どれを飲むか迷った方には「フライトボードAかB」どちらかがオススメ。
「Aプラン」は【1:ラガー】【2:ソラチエース】【3:ディフェンダーIPA】の固定セット。
「Bプラン」は気になったブランドを3種類から自由に選ぶことが出来るので、ちょこっと色んな味を楽しみたい方に。
管理人ROCKは「Bプラン」の【6:ペルエアサワー】【7:テランガ】【8:ブラウンエール】の3つをセレクト。
つまみには【フライドポテト】と【スパイシーチキン】を。
「B」ではボトル限定のブランドも多種そろえているので、仲間内といっしょに頼んでみるのも良いでしょう。
<Information>
場所 :東京都中央区日本橋
最寄駅 : 地下鉄東西線「茅場町」11番出口から徒歩10分ほど
営業時間:平日 16:00-23:00
土日 13:00-21:00
平均予算:ビール1杯程度で約1,000円程度(つまみは500円程度から)
公式HP
ブルックリンブルワリーの発祥:アメリカのメガシティ ニューヨークへ!
ニューヨークといえば、その昔「アメリカ横断ウルトラクイズ」のかけ声を連想してしまう管理人ですが
アメリカにおいてニューヨークは最大のメガシティであり、金融都市として非常に重要なエリアです。
その昔、1785-1790年のおよそ5年間だけ首都として機能していた歴史もあったりするニューヨーク。
実際に歩いてみるとガッツリ観光が出来る!という都市ではありませんでしたが
定番のスポットだけでなく、街並みのどこを切り取っても「絵になる」街だと感じました。
そんなニューヨークですが、個人的にお勧めのスポットはこちら👇
ニューヨークの観光名所
▶抑えておきたい
【エンパイア・ステート・ビル】
【タイムズスクエア】
【セントラルパーク】
▶歴史を学ぶ
【自由の女神】
【ブロードウェイミュージカル】
【メトロポリタン美術館】
【9/11メモリアル博物館】
▶少し遠出してでも行ってみたい!
【コニーアイランド】
【ウッドベリー・コモン】
【トレントン】
日本からも直行便が多々飛んでいるので、アクセスがし易いのが非常に魅力的なニューヨーク。
個人的には1度行けば・・・という感じでしたが、人生で1度は行っておきたいエリア。
もしニューヨークに行くなら「ハンバーガー」ショップを訪れるのもオススメです。
日本に上陸している「シェイクシャックShake Shack」もそうですが、管理人オススメは「ファイブガイズFive Guys」
アルミホイルで包まれたバーガーは【肉!】を食べている満足感を味わえるジューシーなバーガー。
行く機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
TIPS:アメリカの基本情報
国名:アメリカ合衆国
首都:ワシントン特別行政区
言語:英語
人口:約3億3千万人(2019年)
宗教:キリスト教が主流
日本から直通便:ニューヨークやシカゴなど多数都市と結んでいる
通貨:米ドル(1ドル=平均100円前後)
日本との時差:東西エリアで14-17時間と差がある(日本が12時なら米が深夜10時~)
1988年NYで誕生したブルックリンブルワリー
非常に個性的で魅力的なブランドを続々リリースしているブルックリンブルワリー。
1988年創業と比較的若い会社ではありますが、その歴史はいったいどのようなものだったのか。
それをご紹介したいと思います。
ブルックリンブルワリーを立ち上げる際に語られる人物は2人「スティーヴ・ヒンディ」「トム・ポッター」
スティーヴ・ヒンディは元AP通信の記者、トム・ポッターは元銀行員という肩書でした。
時は1980年前半、スティーヴは仕事で中東に滞在していたときに仲良くなったサウジアラビアの外交官から手製のビールをもてなされました。
その深い味わいに衝撃を受けたスティーヴはアメリカに帰国後、変わらず記者として働きながら自宅で自家醸造を始めます。
銀行員であったトム(ビール業界について知識を有していた)とは同じ建物に住んでいた時に声をかけて、いっしょにニューヨークのブルックリン地区でビールブランドを立ち上げるよう助力をお願いします。
彼らがブルックリン地区でビール醸造を始めようと思ったのは、なぜでしょうか?
それは19世紀にさかのぼりますが、ブルックリン地区はもともとビール醸造が盛んなエリアとしての歴史がありました。
20世紀に入り、法改正など諸要因によりその勢いを落としていきます。
スティーヴとトムはそんな活気の無くなったブルックリン地区を再興させたいという願いを共有し、1988年にブルックリンブルワリーを創業させました。
印象的なロゴデザインはあの「I LOVE NY」で世界的に知られている「ミルトン・グレイザー」がデザインしており
看板製品の「ブルックリンラガー」は19世紀にブルックリンで流行していたオーストリアのウィーン式ビール「ウィンナーラガー」をイメージしたテイストとされています。
今まであっさりさっぱりしたビールが市場に溢れていたニューヨークで、ブルックリンラガーは味わい深く刺激的なテイスト。
あっという間に市場へ広がっていきました。
1996年の自社工場を持つまでは自社工場を持てず生産をMatt Brewing Company(マットブルーイングブルワリー)に依頼して販売していましたが
現在は世界30か国以上で販売されるまでに人気になっているブルックリンブルワリー。
0から始めて世界に影響を与えるまでになったという物語はとても惹き込まれますね。
今回のサマーエールは「暑い季節で仲間といっしょにレジャーを楽しむ」というテーマのもと出来上がったブランド。
夏キャンプやBBQ、ビーチでのレジャーシーンにうってつけのブランドです。
参照画像:Brooklyn公式HP(英語)
※サマーエール 旧デザイン
◆Information
営業時間:毎週木曜日~日曜日(持ち帰り用のビール受け取りのみ)
休業日 :毎週月-水曜日
※ツアーはコロナウイルスの状況次第で再開を予定
ブルックリンブルワリーでは、サマーエール以外に数種類のブランドを展開
1988年創業時、かの偉大な大スター「尾崎豊」氏と作家「辻仁成」氏が飲んだときのエピソードが残っている「ブルックリンブルワリー」
国内生産品のラガーを中心に数種類のブランドが出回っていますが、ほかの種類も非常に幅広く展開しています。
ここでは一例ですがブルックリンブランドをご案内しています👇
その他ラインナップ
■ ストーンウォールインIPA などなど・・・
ブルックリンブルワリー公式HPのほうで確認すると季節品含めて、10以上のシリーズを展開しています。
※ちなみにですが同じくNYで人気のハンバーガーブランド「シェイクシャック(SHAKE SHACK)」用に限定ビールを提供しているブルックリンブルワリー。
ブルックリン サマーエールのレビュー まとめ
こんな方におすすめ
- アメリカンなライトビールが好きなひと
- トロピカルフルーツ系フレーバーが好きなひと
- ブルックリンブルワリーファン
こんなシチュエーションで
- パーティーで
- 何かの作業中に
- よく晴れた休日に外で飲む!
ブルックリンブランドのなかでとびきり軽快なテイストが特徴の「ブルックリン・サマーエール」
たまには、日本のビールブランドを離れて、アメリカの人気ブランドビールを飲んでみては??