このビールはこんな感じ!
- ヒューガルデン系統ながら、スパイシー感強め
- 「さっぱり系の小麦ビール」を探しているひとにおススメ
- 「コリアンダー」の刺激が嫌なひとにはNG
- アメリカらしい飲みやすさを備えたベルジャンホワイト
Hello!(ハロー)
本日の一杯は歴史こそ若いものの、世界で大評判のベルジャンホワイトビール「ブルームーン」をご紹介します。
もくじ
ブルームーン ベルジャンホワイト 基本スペックとおススメできるひと
価格帯
☆☆ 300円-500円ゾーン
入手難易度
☆☆ 海外ビールに強い量販店で入手可能
アルコール度
5.5%
タイプ
ベルジャンホワイト
ブルームーンの味わい
- 室内用の芳香剤に似た森のアロマ
- コリアンダー分が強く出ている、スパイシーな小麦ビール
- 炭酸の刺激は少なく穏やか
- 飲み終わりにミカンを食べた時の充実感を感じる
参考
数値について
▶ あっさり:3.5 ☞さらりとした飲み口
▶ 濃厚さ :3.0 ☞舌の上で様々な味わいを見つけることが出来る
▶ 苦み :1.0 ☞ほぼ無し。コリアンダーの風味がアクセント
▶ 酸味 :2.0 ☞おだやかで飲みやすい
▶ 甘み :2.0 ☞オレンジのさわやかな甘み
こんな方におすすめ
- ヴァイツェンビールなど軽やかなビールが好きなひと
- ビアカクテルの方が飲みやすくて好きなひと
- 柑橘系のカクテルを飲むひとにも
こんなシチュエーションで
- 白身魚や鶏肉料理・野菜料理といっしょに
- 大切なひととの時間に
軽やかな飲み口はアメリカンビールらしい[ブルームーン ベルジャンホワイト]
このビールを試飲した人があまりの美味しさに「これはまさに奇跡だ!(Once in a Blue moon !)」という発言から名づけられたとされるブルームーン。
その評価のとおり、ホワイトビールの中でも非常にクオリティの高いブランドだといえます。
栓を抜いてグラスに注げば漂ってくるのはオレンジの柑橘系とコリアンダーのスパイシーさが複雑に絡まってアロマティック。
香りに違わず、ホワイビール特有のふくよかさとスパイスが効いたテイストで、飲み終わりにはまるで「ミカン」を食べ終わったあとのようなジューシーな味わいに驚きます!
ホワイトビールというジャンルで自分だけの個性を確立しているブルームーン。
アメリカのビールといえば、ミュラー・バドワイザー・クアーズに代表されるような「水のようにゴクッと飲める」爽快さが売りのビールが大衆ビールブランドの印象でしたが
ブルームーンもホワイトビールながら、どこかアメリカらしい爽快感を持っていると感じました。
そんなブルームーンを楽しむには、チキンやポテトなど明るい食べ物との組み合わせはもちろん
ビール単体としても、ゴクゴクッと飲んで楽しめる1本です。
ホワイトビールは飲みやすいことから、ビールの苦手な方でも気に入ってくれる要素を持っています。
仲の良い相手とその味わいについて語り合う飲み方もきっと楽しいことでしょう!
※そもそもビールの種類や原材料についてよく分からない!というひとにおススメの記事
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【ビールの知識シリーズ①】ビールの種類は2つ覚えればOK!わかりやすく解説します!
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【ビールの知識シリーズ②】原料・副原料のことを知ってビールをもっと楽しもう!
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量販店で見かけることも多いブルームーン ベルジャンホワイト
実は公式HP上に卸している販売店情報を掲載しているブルームーン。
掲載店は首都圏に固まっているので、地方都市にも展開しているリカーショップなどで探していくのが一般的かもしれません。
飲食店であれば、おしゃれな「ダイニングカフェ」だと取り扱いしている確率はグッと上がります。
という方には、最終手段のネット通販に。
国産の大衆ビールより値段が張りますが、その旨さは1度飲んだことのある人にとって納得のブランド。
未体験のかたは、ぜひ飲食店もしくは店舗で見つけた際に飲んでみることをオススメします!
ブルームーンのスタート:アメリカ コロラド州のデンバーへ!
コロラド州はアメリカ合衆国西部に位置する州で、全米でもっとも平均標高の高い州となっています。
州名の由来は、昔この地域を探検していたスペイン人がロッキーマウンテンを源とする川を見て「Río Colorado」(赤い川)から。
州都に指定されているデンバーは、19世紀にゴールドラッシュの最中に創られた鉱山街としてスタートしました。
そうした背景から、観光としても鉱山街の歴史に触れることのできるスポットが多めです。
デンバーの観光名所
■ 抑えておきたい
【ラリマースクエア】
【フォーニー乗り物博物館】
【コロラド鉄道博物館】
■歴史を学ぶ
【デンバー自然科学博物館】
【デンバー植物園】
【デンバー美術館】
【デンバー動物園】
【デンバー消防博物館】
■ 少し遠出してでも行ってみたい!
【イエローストーン国立公園】
【クアーズ醸造所】
【メサ・ヴェルデ】
【ガーデン・オブ・ザ・ゴッズ】
ブルームーンブルワリーは2016年創設のNEWスポット!
現在の醸造所が出来るまでは、デンバーの野球場「クアーズフィールド」敷地内で1995年にビール造りが始まりました(旧名:サンドロット醸造所といいます)
なぜ野球場の敷地内でビールが?
と思うのですが、立地に関しては本当にたまたまその場所で醸造していたというだけのようです。
当時、サンドロット醸造所は野球場に来られる観客向けにビールを創っては販売しており
その時の銘柄は「スラッガースタウト」「ライトフィールドレッド」とそして、のちにブルームーンとなる前の「ベリースライドウィット」。
数多くの銘柄を生み出したなかで人気の出た「ベリースライドウィット」を広めるために野球場の観客のみならず、多くの方に楽しんで頂けるよう試飲会を開きます。
その時に「ベリースライドウィット」を口にした客の1人が「once in a blue moon!」(これは奇跡のように素晴らしい出来だ!)と叫んだことから
社名と「ベリースライドウィット」をブルームーンに変更したという歴史があります。
参照画像:公式HP(英語)
そんなブルームーンブルワリーですが、現在は2016年に新設した新しい醸造所に越して日々最高に旨いビールを創りだしています。
醸造所には広いレストランバーが併設しており、超おしゃれ空間で出来立ての樽生とアメリカンフードを頂くことができます。
参照画像:公式HP(英語)
レストラン奥に醸造所スペースがあり、自由に見学することが可能。
食事処としての趣きが大きいように思えますが、デンバーに行かれる際はぜひお立ち寄りを!
◆Information
営業時間:毎週火曜日~日曜日 12:00-18:00
休業日 :毎週月曜日
日本にやって来ているブルームーンは1種類のみ!現地ではラインアップ多数
参照画像:公式HP(英語)
ROCK的にアメリカのビールブランド(マイクロブルワリーのぞいて)の中では、万人にオススメする1つですが
残念ながら、日本で飲めるのは代表選手である「ベルジャンホワイト」のみ。
デンバーの醸造所では、ベルジャンホワイト以外にもたくさんのラインナップを用意しています👇
その他ラインナップ
■ BLUE MOON LIGHTSKY(4.0%)
■ ICED COFFEE BLONDE(5.4%)
■ MANGO WHEAT(5.4%)
※シーズン限定醸造多数、レストランで頂けるブランドもあるのでmust Drink!
現地で飲んだことのあるレビュアーを読んでみると、マンゴーウィートの評判が高い!
ブルームーン ベルジャンホワイトのレビュー まとめ
こんな方におすすめ
- ヴァイツェンビールなど軽やかなビールが好きなひと
- ビアカクテルの方が飲みやすくて好きなひと
- 柑橘系のカクテルを飲むひとにも
こんなシチュエーションで
- 白身魚や鶏肉料理・野菜料理といっしょに
- 大切なひととの時間に
オレンジのフレッシュな香りがさわやかなアメリカンビール「ブルームーン ベルジャンホワイト」
デザインの超おしゃれオーラもさることながら、ビールの味わいも万人に愛される魅力を持ったニューエイジです。
まだ飲んだことのないかたは、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。