ヨーロッパ ラトビア

[オリジナル ブランド]ラトビア こけももセゾン:味の特徴とこんなひとにおススメ!

ROCK

1985年長野県生まれ これまで51か国を訪問 これまで飲んだ海外ビールブランドは200種類以上 2021年6月びあけん3・2級併願合格 現在、日本のクラフトブルワリーと協力してオリジナルビールブランドを製作中

このビールはこんな感じ!

  • 北欧のスーパーフード「こけもも」の風味を感じるスッキリしたセゾンタイプ
  • 管理人が造り上げたラトビア×日本のオリジナルビールブランド
  • フローラル・フルーツ系酸味が好きなひとにぜひ

Labdien! (ラブディエン!)

 

本日の一杯は当サイトの管理人ROCKが作ったオリジナルビール「こけももセゾン」をご紹介します。

 

バルト三国の中央に位置するラトビアと日本のかけ橋になるビールブランドを目的に造り上げた1本です。

 

ROCK
スッキリした口当たりとほど良い酸味が心踊る一杯!

もくじ

ラトBeer!こけももセゾン 基本スペックとおススメできるひと

価格帯    

 EX  試作品

入手難易度

 EX 製造・販売委託先の【上方ビール】で販売予定

アルコール度 

 5.5%

タイプ    

 セゾン

ラトビアー こけももセゾンの味わい

  • ストロベリー、ラズベリージャムの香り
  • エステル、ヴァイツェンに近いまろやかさと膨らみ
  • 酸味の中にこけもものフローラルな香り

テイスト分布図

参考

数値について

▶あっさり:4.0 ☞スッキリ

▶コク  :2.0 ☞やや控えめ

▶苦み  :1.5 ☞あまり感じない

▶酸味  :2.5 ☞心地よい強さ

▶甘み  :1.5 ☞あまり感じない

こんな方におすすめ

  • 酸味のあるビール好き
  • 華やかなビールが好き
  • ヴァイツェンのような苦くないビールが良いひと

こんなシチュエーションで

  • 昼下がりのティータイム
  • お風呂上がりの一杯
  • チョコレート系スイーツと一緒に

ラトビアー のコンセプト「飲んで楽しむラトビア」

 

コンセプトは「飲んで楽しむラトビア」。

 

そのために、ブランド名はラトビアのことを覚えてもらいやすいことに着目。

 

Lat=ラトビア国、Beer=ビールとのインスピレーションから命名しています。

 

ビールブランド名=国の名前であれば、多くの方にすぐ覚えてもらいやすいと考えて名付けました。

 

ラトビアーはラトビア文化を発信するブランドとして、第1弾を皮切りにラトビアの魅力的な文化を皆様へご提案していきます。

ラトビアー こけももとセゾンについて

『こけももってどんな食べ物ですか?』

 

なんてご指摘をよくお受けします。

 

ラトビアー のフラッグシップとしてずっと考えていたのが「こけもも」という果実入りのビール。

(イメージ画像参照:shutterstock)

こけももは森林や湿地帯に成るツツジ科の小さな赤い果実。

ラトビアを含む北欧圏では毎夏にこけももを採取して、料理に使う食文化があります。

(イメージ画像参照:shutterstock)

強い酸味があるので、生食には向きませんがジャムやジュースなどに加工すると綺麗な赤紫色をした食べ物が出来上がります。

 

加えて、こけももには花のような心くすぐるアロマを持っているのも大きな魅力。

 

とても個性的なこけももとマッチングするビールの種類に「セゾン」を選択しました。

(イメージ画像参照:shutterstock)

セゾンはベルギーの南部で夏の暑い時期に飲まれていた伝統的な種類。

 

特長はスーッと口に運ぶことができる「軽い飲み口」と酵母が織りなす「フルーティさ」と「ややスパイシー」な風味

 

ぜひ、こけもものフルーティさとセゾンの軽快な飲み口をご堪能ください。

ラベルデザイン ラトビア神道で用いられる神々のマーク

今回のラトビアインスパイアビールブランドを生み出すにあたり、外せないことが1つ。

 

味はもちろん、デザインからもラトビアの文化を知ってもらいたいということ。

(イメージ画像参照:shutterstock)

ラトビアには魅力的な文化・風習がたくさんありますが、ラベルデザインとして、ぜひ使ってみたかったのが「編み物」で使われている伝統的な模様

 

ラトビアでは日本のアイデンティティでもある「神道」のように、独自の宗教観である「ラトビア神道」という信仰が存在します。

 

八百万の概念など日本の神道に共通する宗教観があるラトビア神道ですが、その中で先ほどの編み物に施されている紋様には古くから受け継がれている神話や民間信仰の神々が息づいています

 

当ブランド「ラトビアー」の顔となるラベルデザインを検討するにあたり、ラトビアの包括宗教法人「ラトビア神道本庁 Latvijas Dievturu sadraudze」 にコンタクトしてアドバイスを頂きながら造りこみました。

<コンセプトと神々の紹介>

真ん中の花模様は太陽の女神 【サウレ】

▶ 永遠の生命と世界を動かす大きな流れの象徴です。

 

左右の松葉紋様【ライマ】

▶ 運命を司る女神で、人々に幸運を連れてくると信じられています。

 

上下の十字が二重になった【マーラス・クルスツ】

▶ 力を強め、幸運を運んでくると言われています。

バックのあしらいは、ラトビアの代表的な民芸品で神具にして、リエルワールデ町を中心に古くから伝わる 【リエルワールデ帯】をイメージ

(イメージ画像参照:shutterstock)

腰に巻く帯やお守り、結婚式にも使われるこの帯は、自分や贈る人のために、織る人が澄んだ心で作業に臨み、神々の紋様を特別な赤の糸で願いを込めて織り上げます

 

今回、このデザインを手掛けるに当たり、そのような気持ちで使わせていただく紋様を選び、デザインを考えました。

 

このラトビアー を手にとってくださる方に、サウレの温かなエネルギーと、女神たちの幸運が訪れますように。

 

そして、このビールを飲まれる時、大切な方々と楽しい時間を過ごされることを願っています。

製造・販売委託先の上方ビールについて

大阪・新大阪にあるクラフトブルワリー。

 

元銭湯を改築した醸造所で「お風呂上がりに相応しい一杯」を理念にスッキリしながらも素材の特徴を引き出した複雑味のあるビールブランドをリリースしています。

 

こけももセゾンはまだ一般販売まで想定していないですが、将来的に上方ビールオンラインショップで購入できるようになれば、と考えています。

とっても素敵なラトビア共和国について!

(イメージ画像参照:shutterstock)

そもそもラトビアってどこなの?

 

という疑問を持たれる方が多いかも(?)しれません。

ラトビア共和国は北欧のフィンランドの真南にある「バルト三国」と呼ばれる国々の真ん中に位置する国です。

(ROCK撮影 2015年時)

北をエストニア、南をリトアニアに挟まれた形のラトビアはその昔、スウェーデン・ポーランド・ロシア(旧ソ連時代)と多くの国に統治されてきた歴史を持ちます。

(ROCK撮影 2015年時)

1991年に独立回復を果たし、日本とは昨年2021年で国交樹立100周年という実は関係の深い国でもあります。

 

人口は185万人ちょっとと日本で言えば「長野県」「岐阜県」「群馬県」あたりの人口と近しいでしょうか。

 

国土の半分を森林が占めており、高い山も無いため(しいて300m級)自然豊かでゆったりとした時間が流れています。

(イメージ画像参照:shutterstock)

観光の拠点となるのは、首都リーガ。

 

中央に大きな川(ダウガワ川)が流れ、世界遺産に指定されている旧市街とユーゲント・シュティール様式が美しい新市街で構成されています。

(イメージ画像参照:shutterstock)

中世時代からの歴史的建造物と石畳の道を楽しみながら散策するのがおススメです。

 

日本からは直行便が無いため、フィンランド経由で約14時間の長旅になりますが、自然に囲まれた穏やかなラトビアへの観光はきっと思い出深い旅となることでしょう。

ブランドを立ち上げた背景【ラトビアと日本の懸け橋になりたい】

こうして、ラトビアへのプロジェクトを立ち上げることにした私ですがこの国と初めて出会ったのは今から8年前の2014年のことでした。

 

当時5年間働いていた会社員を辞めて1年間バックパッカーとして50カ国を巡る旅に出ました。

(ラトビアのリーガ中央市場にある名物「キャベツの漬け汁」は人気)

日本を離れて約半年。

 

21ヵ国目のラトビア共和国の首都リガに着いた時、現地のひとが子供たちに日本文化を教えている「私塾」があることを知った私は「何か惹かれる」ものを感じました。

 

惹かれるものを信じるままに、私塾の連絡先からコンタクトして授業に参加させてもらった私は、そこで日本の文化を熱心に勉強する生徒の姿に出会いました。

(イメージ画像参照:shutterstock)

目をキラキラに輝かせて先生の説明を聴き、積極的に発言する生徒たち。

 

聴けば、ラトビアと日本は1921年から国交を結んでいて、ラトビア人にとってとても大切な国の1つだとか。

(イメージ画像参照:shutterstock)

(イメージ画像参照:shutterstock)

(イメージ画像参照:shutterstock)

日本でやってみたいことに、食文化や歴史遺産の体験はもちろん、祭りの参加や文学の研究など関心ごとをたくさん私に教えてくれる子供たち。

 

好きなことを一生懸命語ってくれる”子供たちに「心から胸が熱くなる」ことを生まれて初めて体験しました

 

ですが、日本への関心を熱く話してくれた子供たちが最後には「でも、日本まで遊びに行くことは出来ないの」とトーンを落とした声。

(イメージ画像参照:shutterstock)

それは、ラトビアから日本へ行くためには飛行機を使うのですが、数十万円の往復航空券は私たちが思う以上に高額なのでした。

 

ラトビアのGDPはおおよそ日本の3分の1と言われています。

 

子供たち:「いつかは行けたら良いな・・・

 

そんな子供たちの沈んだ表情を見て心に火が灯りました。

(イメージ画像参照:shutterstock)

 

日本を好きでいてくれるラトビアと日本を繋げる事業をしたい

 

私の人生をかけた目標が出来た瞬間でした。

 

それから自分の得意なこと・好きなこと・多くの人に喜んでもらえること、を探し続けて実験しながら7年。

 

私が愛するビールとラトビアの諸文化を組み合わせて「飲んで楽しむラトビア」をコンセプトにオリジナルブランドを発想~現実化するところまでたどり着きました。

 

ラトビアの人たちのように、日本の人たちへラトビアのことを知って楽しんでもらいたい

 

ぜひ当ブランドを通じてラトビアのことを少しでも知っていただけたらと強く願います。

ラトビア×日本との文化交流促進に向けて

今後のラインナップ予定

2022年

・ ラトビアー 第1弾「こけももセゾン」販売
・ ラトビアー 第2弾「ハチミツビール」(仮)

2023年

・ ラトビアー 第3弾「チェリーチョコビール」(仮)
・ ラトビアー 第4弾「ライ麦ビール」(仮) などなど

ラトビアとの文化交流 目標(これから実現したいこと)

①ラトビア大統領に飲んでもらう
②ラトビアのイベント行事に採用してもらう
③ラトビアの航空会社「エア・バルティック」の機内ドリンクに採用してもらう
④ラトビアのブルワリーとコラボ
⑤ラトビアの企業とコラボ
⑥ラトビアの日本文化教育へ売上一部寄付&応援活動への参加 などなど

日本とラトビア双方で多くの方に文化交流を楽しんでもらえるようにこれから展開・活動していく想いです。

ラトBeer!こけももセゾン まとめ

こんな方におすすめ

  • 酸味のあるビール好き
  • 華やかなビールが好き
  • ヴァイツェンのような苦くないビールが良いひと

こんなシチュエーションで

  • 昼下がりのティータイム
  • お風呂上がりの一杯
  • チョコレート系スイーツと一緒に

前作の1回目から半年かけて改良した「ラトBeer!こけももセゾン」。

 

多くのクラフトビールファンにも楽しんでもらえるような仕上がりになったと思いますので、ぜひご賞味ください!

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